何かを作るとき、必ず背景や蘊蓄や何かとの関係性などの意味があるよう遊び心のようにアイテムに混ぜたり隠したりしているのですが、さして重要な事でもないためそれが必ずしも伝わらなくとも良いかもとも考えております。
しかし先日またお客様に凄い方がいらっしゃいました。
今年展開中のBladeラインの入ったシリーズ。
30年以上昔に製作されたリドリー・スコット監督のSF映画の金字塔といわれる「Blade Runner」。作品中の時代背景が2019年(今年)11月なのですが、Bladeに準えて進めていた事をズバリ当てて頂きました。
製作時、少年時代随分先の事と思っていた未来に何の準備もないまま追いついてしまったと感慨に耽りつつ着想していたことを、薄っすら忘れかけておりました。
ブレードラインは本来ファッション用語で絹、木綿、麻、羊毛、ビーズなどで作られたテープ状のひもの事を言いますが、ラインを入れる仕様に落ち着きました。ただ単純に好きなディテールなので今年に限らずまたいつか何かに取り入れたいと考えております。
しかしながら、今やサイバーパンクな世界観よりもヒュッゲのように満ち足りた日常を過ごしたいと思っており、そんな相反するものが犇めくラインナップが何故かマッチしている様を感じて頂ければ幸いです。
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