2018/12/30

2018



「芭蕉がその晩年に「軽み」といふものを称へてそれを「わび」「さび」「しをり」などのはるか上位に置いたとか、この「軽み」は、断じて軽薄と違ふのである。努力して汗を出し切った後に来る一陣のそよ風だ。
芭蕉の「軽み」は流行の変に応ずるものとして最も深い意義をもつ。
芭蕉の「軽み」は、最も通俗なものの中に最も高貴な美を見出す」


潁原退蔵 著 「風雅の道」より抜粋
































































































オリジナルなもの、オーダーメイド、そしてワードローブのサステナブル。 2018年はこの考えを軸に進んでまいりました。

今はそこに行かなくても情報は手のなかのスマートフォンで得られるようになりました。
効率化の時代、便宜性が求められその方向が発展して行くことは理解しているのですが、情報として表面的で一つの方向に収束してしまうような物足りなさも同時に感じており、そのあたりの情動が「そこにしかない」オリジナリティーにこだわる原点だと思います。

反面、クオリティーを際限なく高めたり、技巧にこだわりすぎる高価なものでもなく、私たちの心地よい位置を模索したデザインと高品質とやさしい価格のバランスを第一に考えます。それは、地域性や必然性を伴い発祥する様々な文化が当事者には当たり前でも外から見ると非常に新鮮で魅力的なカルチャーであるように、そのようなプロセスで生み出されたもののような気が致します。

企画を持って工場に行き現場で新しい技法を知り、ショップでのお客様との会話は道しるべになります。ウェアを形にするには多くの方々が関わり決して自分の一人の力では実現出来無い事を体感しております。服の着想から皆様の日常に溶け込んで行くまで、そんな一つの輪のようなバランスの上に成り立っていることを深く認識し、あくまでもポジティブに、柔軟に、ブレること無く、新しいウェアを表現して行こうと考えております。

冒頭の芭蕉の「軽み(かろみ)」は、分かる人に分かれば良いという閉鎖的なこだわりでなく、造詣の深いものこそ大衆的に広め、日常に組み入れて頂くことで内側から世相に訴えかけ啓蒙してゆくアプローチとした解釈が一つ。

またはウイットこそ「軽み」かなと都合の良い風に捉えております。




本年も誠にありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

Garage 並木徹也




年末年始の営業日です

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1月1日(火)          店休日

1月2日(水)  11:30~18:00 (福袋限定販売)初売りキャンペーン

1月3日(木)  11:30~18:00 初売りキャンペーン 
1月4日(金)  11:30~20:00 初売りキャンペーン
1月5日(土)  11:30~20:00 初売りキャンペーン
1月6日(日)  11:30~20:00 初売りキャンペーン

以降平常営業です









Garage(ガレージ)

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