前にも申し上げた通り、トップメーカーの洋裁職人直伝にてボタン付けの技法を伝授され、Garage.U.W製品にその技術をフィードバックするようになり早1年。
シャツだけではなくコート、パンツ迄、ボタンの付いていない未完成品が入荷してくる風変わりな店として日々ボタン付け作業に追われておりますが、手工業、工芸感やお客様のカスタマイズや製品の個体差を出すなどパーソナライズした商品展開には欠かせない要素になってきています。修理もその場で対応出来ますし。
コロナ禍で静かな平日などは一日中ボタン付けをしている日もあり、もし今スタンドが発現したら手から「糸」が出てくるだろう、と考えていたところ、、。
今日遠方からご来店頂き、尾州ニットを沢山お買い上げ頂いたお客様から、たまたま獲ったからとクールに差し出される「徐倫」。その過程(コンテクスト)をイメージすれば、年のせいか若干ウルっときてしまうほど嬉しく思いました。
冷静に考えると「徐倫」のフィギュアを頂いて涙ぐむおっさん程キモイものはありませんが、これが自分です。
ボタン付けのモチベーションがまた上がり、Garage.U.W製品の品質が更に向上することに繋がって行くと思います。
この度は誠に有難うございました。
Garage.U.W in the BASE / FOR APP