服を作る事は大変です。
自分がというよりも俯瞰してそう思います。
製造するという事はゼロから百までその服を知っているという事で全て具体的である必要があります。
パタンナーも縫製工場も大変な業務を日々こなしています。
製作中のGarage.U.W TRACK JACKETのアイコンは左胸の立体ポケット。
側面のカーブから底面にかけてマチがあり立体になるところが、縫製工場から連絡がありパターン通りでは再現出来ないとの事。
「此処は流しで挟み込む?それともタタキで留める?」
流し?と聞けば売れない歌手を、タタキはアジを連想している。
そんな風に以前は聴き慣れない言葉に気が散っていたものですが、
今はもうそんな事はありません。
現場で学び、一緒に問題をクリアするようになるとそれがスキルになります。
こちらのやりたい事は明確なので、意味さえ分かれば判断は早い。
今回の問題も無事クリアしまた一つ経験値を積み上げます。
そのスキルは次の新作の構想にフィードバックされるのです。
此処にしか存在しない「逸品」を造る事を目的とする反面、自分自身が考え行動しない限り商品が無いという恐怖もあります。
だから、協力してくれるパタンナーや工場関係者には感謝の念を禁じ得ません。
そして、新作に反応してくれる方買って下さる方へは、オリジナルウェアに移行してからこのかた、普通にものを売るよりも質の違う感謝と敬意を抱いています。
感謝ばかりしていますが、それを言葉で表しても気持ちが悪いと思うのでそれはGarage.U.Wウェアに込めて形にする事への原動力に転換しています。
積み上げられた経験値にピークアウトの気配はありません。
次もかなり良いものが出来上がりそうです。
Garage.U.W in the BASE / FOR APP
Garage (ガレージ)
〒350-0043 埼玉県 川越市 新富町 2-7-2
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