2017/07/07

Experience&Stories, SIDE WEAVE "UNLEARNING" TEE





UNLEARNINGとは、変化の激しい現代社会を生き抜くうえで、過去の経験にとらわれる事が無いよう、意識的に既得の知識や習慣を捨て、概念をアップデートするという意味を表した言葉です。当たり前と思える事も時間の経過や技術の進歩によりその性質が変化している場合があるかも知れません。












Garage.U.W BERE TENCEL TANK TOP にも採用したテンセル生地によるネックリブはハイゲージニットのネックのように心地よい触感です。とても柔らかいので、普通のバインダーネックではヨレたり伸び切ってしまう事になります。

そこで、ウーリー糸の巻ロックという始末で仕上げております。見た目にも綺麗な通常ニットに使用される始末です。ふわふわのウール糸を左右に伸ばすように引っ張ると、有る程度のところでガチッと止まりそれ以上伸びる事がありませんが、それをイメージして頂ければ良いかと存じます。テンセルのキックバック許容範囲内でリブの根元のウーリー巻ロックが止めてくれるので、超柔軟なネックリブでもヨレたり伸び切ってしまう事が無いようになっております。




SIDE WEAVE TEEは手間の掛かるウーリー糸巻ロックを主要各部惜しみなく使っております。裾のインターロックと比べても強度や見た目の違いが明らかでございます。

この技法により柔軟な「テンセルフライス」と「40番手双糸のマックスウエイトの天竺生地」を切り替えたデザインをしっかりと作りあげております。ちなみに双糸は2本の糸を撚り合わせたもので、双糸による生地はキメ細やかでコシのある強い生地になります。






Garage.U.W SIDE WEAVE "UNLEARNING" TEEは、一見すると良くあるポケTEEですが、「生地」「立体デザイン」「縫製仕様」などが理に叶った仕様でひと味違う物になっているところが特徴です。"UNLEARNING"目線で見ればそのひとあじ違うTEEシャツの本質が見えて来るのかも知れません。



無地バージョンも素敵です


Garage.U.Wの目指す「普通っぽくありながら他に無い物」を考えてみた場合、デザインそのものの差別化よりも、「完成」したものの全体像は慣れ親しんだイメージのまま、その「過程」の構成要素を変える事で似て非なるものを形作れると考えております。ゴールは同じでもプロセスが全く違うものです。












Garage(ガレージ)

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