BALL BREAKER
スタンダードなアイテムのアンビバレントとして「同じようなものを既に持っている」や「紺色ばかり買ってしまう」という懸念は多くの人の共通項であるが、その反面アウターやボトム等メインアイテムで、例えばまだ紺に未練があるうちに黄色等の差し色を買ってしまうと、またすぐに紺に戻ってしまい黄色はあまり着なかった!という事となるケースがある。
視点を変えると、個性というものは苦手や不足分野を補いノーマライズするよりも、むしろ得意分野を突き詰める事で方向性が定まって行く。もちろん全く同じ物を買い足しするのではなく、同色の素材違いや別型などの同じセグメント内での積み重ねがその人らしさを形成していると考えるのである。あるがままの自分とは、気負いのない自然体とは、自分がどう在りたいかというセンス、内面的経験値を上げる事で「似合っている」「その人らしさ」など日常最強の着こなし要素も同時に高まってゆく。ニュートラルな思考回路で好きなものを受け入れて行った積み重ねのその先に開けて来る自分自身のネクストステージこそが内面から滲み出る必然としてのスタイルや、他人が簡単に真似できない個性と思える。
それゆえ、気に入ったものをとことん自らに取り入れ、「また似たものを買ってしまった」と思ったとしてもそれは遠回りに思えて実は目的地への最短ルートかもしれないのである。
また、似たもの間にある微妙な差違を感じ取れる情緒的、叙情的な日本人らしい感性をも育み、人間として成長しながら気に入ったものを着る。という質の高い時間を生きてゆくのである。
今回は紺色を引き合いに出したが、それがミリタリーファッションでもコンサバティブでもそれに充たされた時、見えてくる次の方向性が必然的なもので、切り替えてもミクスチャーによるものでも自由でそれが正しいのである。それによる自分らしさや自然体は雰囲気として発せられるものとなる。
今回は紺色を引き合いに出したが、それがミリタリーファッションでもコンサバティブでもそれに充たされた時、見えてくる次の方向性が必然的なもので、切り替えてもミクスチャーによるものでも自由でそれが正しいのである。それによる自分らしさや自然体は雰囲気として発せられるものとなる。
話を戻せば、BALL BREAKERは似たようなものを買ってしまっても敗北感に苛まれることなく、あるがままの自分らしさをより鮮明にする事が出来るスタンスである。それは持って生まれた才能ではなく積み重ねの鍛練によって育まれる技術とも言える。Garage.U.Wの青7型シャツはその覚悟の表れである。
スタンス(STANCE)とは
Garage.U.Wの創造概念で2つの側面を持つ。現実社会において(ファッション=お洒落)、洒落という以上、余りにストイックな姿は滑稽に見える場合もあると考えウイットにより視野を広げ、柔軟な思考に開放する為の概念。仮想世界においては、方針、視点、観点、見解、姿勢、アプローチ、立ち位置という意味を持ち、まるで哲学のように物事の本質を見極める。そしてその姿がウイットそのものである。
※ウイットです
始めました
Garage(ガレージ)
〒350-0043
埼玉県 川越市 新富町 2-7-2
11:30am~20:00pm (水曜定休)
電話 049-224-9200
URL: http://www.inthegarage.jp
E-Mail: info@inthegarage.jp